研究室紹介
概要
研究室全体としては暗号理論の研究を主に行っており、以下のテーマを中心に研究を行っております。
- 双線形写像を用いた暗号方式の理論的性質の検討、その他のセキュリティ構成要素への応用
- 秘密情報分散法(Secret sharing scheme)
最近の研究テーマ
修士論文
- 時限機能を付加した階層的IDベース暗号の具体的構成と安全性の検討
- ユーザのIDを公開鍵とする暗号系において復号時にタイムサーバーからの時刻鍵が必要となる機能の不可の検討
- 秘密分散共有法における秘密復元時のシェアの部分共有の検討
- 秘密分散法における秘密復元時の不正をゲーム理論的な観点から不正防止の方法を検討する
卒業論文
- スマートグリッド向け鍵配送方式に対する改良案の提案
- 電力供給用のネットワーク向けの暗号通信のための鍵配送方式の考察
- Chord の経路表を利用したランダムノードの選出方法の提案
- 匿名通信を行うための経路の中継ノードをランダムに決定する安全な方法の検討
特徴
- 少人数
- 密度の濃い輪講を数多くこなしています。
- 理論的研究が主なテーマ
- 一つのことにじっくりと取り組み、納得いくまで考えることが好きな人に向いています。