教員のプロフィール

経歴

少年時代
昭和52年 茨城県北茨城市磯原で生まれ、以降大学院修了まで、嘗て常磐炭鉱で栄えた磯原の地で過ごしました。 小学生〜中学生の頃は日本の歴史(特に遺跡)、化石・地層・生き物(植物・動物)等の自然科学、工作・電子工作等に興味を持っており、当時から知的好奇心旺盛だったのだと思います。 当時は時間が経つのを忘れて、食事を取るのを忘れて、調べたり工作したりすることもありました。 当時の将来は科学者(特に博物学か電気工学のどちらかが良いと思っていました)。当時のあこがれの人物は南方熊楠です。

経歴
平成2年3月 北茨城市立精華小学校、平成5年3月 北茨城市立磯原中学校、 平成8年3月 茨城県立日立北高等学校を卒業、平成12年3月 茨城大学工学部情報工学科卒業。 大学4年のときより、ワイヤレス通信に関する研究に従事。 平成12年9月 ロンドンで開催された国際会議(PIMRC 2000)で "Proposal of a Spread ALOHA System using the SS-CSC Technique" を発表し 国際会議デビュー。 平成14年3月 同大大学院理工学研究科情報工学専攻博士前期課程修了。 平成17年3月 同大大学院理工学研究科情報システム科学専攻博士後期課程修了。 学位論文 『非直交系列を用いる符号シフトキーイング型アロハ方式に関する研究』 により博士(学術)の学位を取得。 平成17年4月 東京工科大学・助手、平成19年4月 同大・助教。平成21年4月 千葉大学大学院融合科学研究科・助教。平成24年5月〜平成25年4月 Rutgers University 訪問研究員。平成28年7月 千葉大学大学院融合科学研究科・准教授。平成29年4月 同大統合情報センター(現情報戦略機構)・准教授。



趣味・特技

  • 趣味
    • ドライブ、読書、カラオケ、ジョギング
    • 観光:古墳やお城、博物館などの見学
  • 飲み物
    • 珈琲、お茶、トマトジュース、焼酎、日本酒
  • その他
    • 信条:失敗は成功のもと、一意専心、試行錯誤、温故知新(教育信条研究信条は下記)
    • 最近関心を持っているテーマ:「光無線(可視光や赤外線)によるセンサネットワーク」「情報通信技術の面から社会問題の解決に貢献すること」「情報通信技術でヒトの反応を表現すること」
    • あこがれの研究者:南方熊楠
    • 研究一言:研究を楽しむ。少しでの世の中の役に立つ研究をしたいと思います。
    • あこがれの筋肉の持ち主:長友佑都さん
    • 好きなプロテインの味:ヨーグルト
    • 筋肉一言:筋肉は体を守ってくれます。筋肉をつけて怪我しにくい体を作っていきたいと思います。
  • 特技:女性ボーカルの歌を原曲キーで歌える



受賞歴

  • 令和2年 Certificate of Appreciation (国際会議 ICTCE 2020) を受賞
  • 平成25年 電子情報通信学会活動功労賞を受賞
  • 平成22年 Best Paper Award (国際会議 ICUFN2010) を受賞
  • 平成21年 電子情報通信学会通信方式研究会委員長賞を受賞
  • 平成20年 情報理論とその応用学会奨励賞 (SITA 2007奨励賞)を受賞
  • 平成17年 茨城大学・学長表彰を受賞
  • 平成17年 茨城大学工学部・学部長表彰を受賞
  • 平成15年 Student Paper Award (国際会議 WPMC'03)を受賞



教育信条

私の教育信条は、「学ぶ喜びを知る」です。 専門基礎科目や専門科目の学習および研究の遂行にあって、ポジティブに学ぶことが重要であると考えています。 解き方やアイディアをひらめいたり、未解明の研究成果が得られたりしたときには達成感・充実感が得られ、非常に嬉しいものです。

「考える楽しさ,学ぶ喜び」を知ってもらい、ポジティブな姿勢で勉学に励めるような教育をするのが私の信条です。研究にハマった人は是非博士後期課程に進学し、博士を目指しましょう!



担当講義

  • 電磁気学基礎I(工学部総合工学科情報工学コース)
  • 電磁気学基礎演習I(工学部総合工学科情報工学コース)
  • 情報工学実験II C(工学部総合工学科情報工学コース)
  • 情報工学実験III(工学部総合工学科情報工学コース)(分担担当)
  • 分散情報処理(大学院融合理学府)(分担担当、自律分散ネットワークについて)
  • システムの解析と制御(大学院融合理学府)(分担担当、ワイヤレスネットワークの制御・解析について)
  • 医用電子回路設計(東京都立産業技術高専)




研究信条

私の研究信条は、研究成果を社会還元することです。特に、情報通信技術に関する研究成果を社会還元したいと思っています。 そのため、私の研究室では「真のユビキタス社会の実現に貢献する」ことを目指しています。いつの日か、私の研究室の成果が実用化され、それが間接的にでも人々の幸せや暮らしの豊かさへの助けになったら良いなと思っています。

また、技術者・研究者を育てることも社会還元につながると言えます。大学院博士前期・後期課程の学生を育て(私が院生を育てると表現するのもおこがましいですが…)、教育・研究両面から社会還元していきたいと思っています。

研究業績